風待ち港

New風待ち港(2)

風待ち港の象徴・大島「亀山」                           

 帆船の時代、リアス式海岸特有の自然の良港、気仙沼湾は出港の風を待つ風待ち港でした。
 気仙沼湾には、「気仙沼大島」という周囲24kmほどの島があります。上空から見る気仙沼湾は、リアス式海岸特有の入り組んだ入り江がたくさんあり、また湾内の概観は「鼎(かなえ)」という、古代中国の器を置いた形に似ていることから、鼎ヶ浦(かなえがうら)と呼ばれています。

 写真の山は大島の象徴・亀山という標高235mの山です。この山の頂上からは360度の大パノラマが満喫でき、よーく晴れた日には遠く、金華山を望むことができます。また、この島は太平洋の荒波が湾内に流入するのを防いでいます。

 ローカル駅も夏はとっても混雑します。
 JR大船渡線・気仙沼線のターミナル?駅「気仙沼」。夏の間は観光客や帰省客でしばし賑わいを呈します。
 
 わたしが帰省した8月の旧盆初日は、東北にしては異常な暑さでしたが冷房設備のあるローカル列車はあいにく冷房の運転が外気の上昇に追いつかず、一関駅からの1時間半ほど、車内は地獄の暑さでした。

まんづ、まんづ よぐ来たごど・(まあまあ、ようこそおいでくださいました)
 このセリフ、今の若い人は使わないなー。
  
 じーさん、ばあさん達が、この歓迎の言葉で、子供達や孫を迎えるととっても温かい気持ちになる。魔法の言葉だ。

 実際に音で表現ができないのが、残念。いつか、機会があったら、気仙沼に行って、このあいさつ言葉を生で聞いてくださいね。

母が自慢の、田舎風ガーデニング。といっても、ほとんど手を入れてない。これが我が母流!
 うっそうとした草、花・・・・・どれが花で、雑草はどれなのか?庭の草むしりを手伝うと言っても、母は私が草むしりをするのを許さない。私がむしると草も、花もみんな抜いてしまうと、絶対にさせない。

 この庭には、福寿草、夏スイセン、ブナの木、ツツジ、ミヤコワスレ、ザゼンソウ、シラネアオイ、アツモリソウ、クマガイソウなどなど、数え切れないほどの草花が植えられてい、季節毎に見る人の心を和ませるらしい・・・・。

 私が据え付けた「巣箱」も健在!
 こんな巣箱でも、シジュウカラが営巣して巣立ちしたと母が教えてくれた。

 この木には蝉やマダラカミキリなどもやって来て涼んで行く。

 木の葉が落ちて晩秋から、冬には木の枝に
リンゴやミカンを刺して飛んできた鳥たちの餌となる。

 寂しい東北の冬も、ちょっと庭に目をはせると小鳥たちの賑やかな食事風景が見られる。

 今は、秋の七草の一つ「オミナエシ」が群生。
 オミナエシ。毎年、毎年、夏の母の庭はこの花でいっぱいになる。
 
 近所でも評判で、通りすがりに1本2本と切ってあげたり、株毎、欲しいという人に分けている。

 亡父の墓参りに、このオミナエシは欠かさない。

 種が自然にこぼれて毎年増えているが、不思議なことに近所にあげたのが増えている兆しはない。